令和2年12月
定例会(第4回) 令和2年
伊万里市議会会議録(第4回
定例会)1.日 時 令和2年12月9日 午前10時00分開会2.出席した議員 1番 馬 場 繁 11番 前 田 邦 幸 2番 坂 本 繁 憲 12番 山 口 恭 寿 3番 加 藤
奈津実 13番 井 手 勲 4番 川 田 耕 一 14番 梶 山 太 5番 西 田 晃一郎 15番 松 尾 雅 宏 6番 山 口 常 人 16番 松 永 孝 三 7番 岩 﨑 義 弥 17番 前 田 久 年 8番 中 山 光 義 19番 樋 渡 雅 純 9番 力 武 勝 範 20番 笠 原 義 久 10番 前 田 敏 彦 21番 盛 泰 子3.欠席した議員 な し4.出席した
事務局職員 局長 杵 嶋 尚 武5.
地方自治法第121条による
出席者の
職氏名 市長 深 浦 弘 信 副市長 泉 秀 樹
総務部長 古 場 博
総合政策部長 東 嶋 陽 一
市民生活部長 中 野 大 成
健康福祉部長(
福祉事務所長) 桑 本 成 司
建設農林水産部長 溝 江
龍史朗 理事 角 永
慎二郎 総務部副部長(
総務課長) 樋 口 哲 也 (
選挙管理委員会事務局長)
総合政策部副部長(
財政課長) 木 寺 克 郎
企画政策課長 松 本 公 貴
市民生活部副部長(
まちづくり課長) 力 武 敏 朗
健康福祉部副部長(
福祉課長) 前 田 文 博 (
子育て支援課長)
健康づくり課長 中 村 武 夫
施設営繕課長 吉 永 大 輔
会計管理者 力 武 浩 和
上下水道部長 力 武 健 一
教育長 松 本 定
教育部長 多久島 功
スポーツ課長 春
田 昌 寿
市民図書館長 鴻 上 哲 也1.
議事日程 第1
市長提出議案に対する質疑 第2
市長提出追加議案の上程 第3
市長提出追加議案の
提案理由説明 第4
市長提出追加議案に対する質疑 第5 議案の
常任委員会付託1.本日の会議に付した事件 日程第1
市長提出議案に対する質疑
議案乙第36号 令和2年度
伊万里市
一般会計補正予算(第1211号)について [注:12月4日P17
議案乙第36
号参照]
議案乙第37号 令和2年度
伊万里市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)に ついて
議案乙第38号 令和2年度
伊万里市
介護保険特別会計補正予算(第3号)につい て
議案乙第39号 令和2年度
伊万里市
市営駐車場特別会計補正予算(第2号)につ いて
議案乙第40号 令和2年度
伊万里市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) について
議案乙第41号 令和2年度
伊万里市
水道事業特別会計補正予算(第1号)につい て
議案乙第42号 令和2年度
伊万里市
工業用水道事業特別会計補正予算(第1号) について 日程第2
市長提出追加議案の上程
議案甲第82号
工事請負契約の締結について(
大坪保育園・
コミュニティセンター 複合施設建築工事) 日程第3
市長提出追加議案の
提案理由説明 日程第4
市長提出追加議案に対する質疑 日程第5 議案の
常任委員会付託 常任委員会付託表┌───────┬───────────────────────────────────
┐│ 委員会名 │ 付 託 内 容 │├───────┼───────────────────────────────────
┤│ │議案甲第70号
伊万里市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例制定 ││ │ について
││ │ ││ │議案甲第71号
伊万里市
地域経済牽引事業の促進による地域の
成長発展 ││ │ の
基盤強化に関する法律第9条第1項の規定に基づく準
││ │ 則を定める条例の一部を改正する
条例制定について
││ │ ││ │議案甲第76号
指定管理者の指定について(
伊万里・
有田焼伝統産業会館) ││ │ ││ │議案甲第77号
指定管理者の指定について(
伊万里市
東駅ビル及び伊万
││ │ 里市西駅ビル)
││ │ ││ │議案甲第78号
指定管理者の指定について(
中央駐車場、船屋町
駐車場、
││ │ 駅前駐車場、
駅前広場駐車場及び
駅前東駐車場)
││ │ ││総 務 委 員
会│議案乙第36号 令和2年度
伊万里市
一般会計補正予算(第11号)につい
││ │ てのうち
││ │ 第1条 歳入 全款
││ │ 歳出 第2款
総務費 ││ │ (第1項
総務管理費 ││ │ 第20目 協働の
まちづくり推進費 ││ │ 5
市民活動支援センター管理 ││ │ 運営事業を除く)
││ │ 〃 第7款
商工費 ││ │ 〃 第9款
消防費 ││ │ 〃 第12款
公債費 ││ │ 〃 第13款 諸
支出金 ││ │ 第2条
繰越明許費 ││ │ 第3条
債務負担行為の補正
││ │ 第4条
地方債の補正
││ │ ││ │議案乙第39号 令和2年度
伊万里市
市営駐車場特別会計補正予算(第2
││ │ 号)について │├───────┼───────────────────────────────────
┤│ │議案甲第69号
伊万里市
個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関す
││ │ る条例の一部を改正する
条例制定について
││ │ ││ │議案甲第72号
指定管理者の指定について(
伊万里市
こどもハートフル ││ │ センターひまわり園)
││ │ ││文教厚生委員会│議案甲第73号
指定管理者の指定について(
伊万里市
老人福祉センター) ││ │ ││ │議案甲第74号
指定管理者の指定について(
伊万里休日・
夜間急患医療 ││ │ センター)
││ │ ││ │議案甲第82号
工事請負契約の締結について(
大坪保育園・
コミュニティ ││ │ センター複合施設建築工事) │└───────┴───────────────────────────────────┘┌───────┬───────────────────────────────────
┐│ 委員会名 │ 付 託 内 容 │├───────┼───────────────────────────────────
┤│ │議案乙第36号 令和2年度
伊万里市
一般会計補正予算(第11号)につい
││ │ てのうち
││ │ 第1条 歳出 第3款
民生費 ││ │ (第1項
社会福祉費 ││ │ 第1目
社会福祉総務費 ││ │ 14
国民健康保険特別会計繰出 ││ │ 金 ││文教厚生委員会│ 第2目
国民年金取扱費 ││ │ 第4目
高齢者福祉費 ││ │ 15
後期高齢者医療特別会計繰
││ │ 出金を除く)
││ │ 〃 第4款
衛生費 ││ │ 〃 第10款
教育費 ││ │ ││ │議案乙第38号 令和2年度
伊万里市
介護保険特別会計補正予算(第3号)
││ │ について │├───────┼───────────────────────────────────
┤│ │議案甲第68号
伊万里市
後期高齢者医療に関する条例及び
伊万里市
介護 ││ │ 保険条例の一部を改正する
条例制定について
││ │ ││ │議案甲第75号
指定管理者の指定について(
伊万里市
夢耕房たきの)
││ │ ││ │議案甲第79号 路線の認定について
││ │ ││ │議案甲第80号 路線の変更について
││ │ ││ │議案甲第81号 路線の廃止について
││ │ ││ │議案乙第36号 令和2年度
伊万里市
一般会計補正予算(第11号)につい
││ │ てのうち
││ │ 第1条 歳出 第2款
総務費 ││ │ 第1項
総務管理費 ││環境建設委員会│ 第20目 協働の
まちづくり推進費 ││ │ 5
市民活動支援センター管理 ││ │ 運営事業 ││ │ 〃 第3款
民生費 ││ │ 第1項
社会福祉費 ││ │ 第1目
社会福祉総務費 ││ │ 14
国民健康保険特別会計繰出 ││ │ 金 ││ │ 第2目
国民年金取扱費 ││ │ 第4目
高齢者福祉費 ││ │ 15
後期高齢者医療特別会計繰
││ │ 出金 ││ │ 〃 第6款
農林水産業費 ││ │ 〃 第8款
土木費 ││ │ ││ │議案乙第37号 令和2年度
伊万里市
国民健康保険特別会計補正予算(第
││ │ 4号)について
││ │ ││ │議案乙第40号 令和2年度
伊万里市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第
││ │ 3号)について │└───────┴───────────────────────────────────┘┌───────┬───────────────────────────────────
┐│ 委員会名 │ 付 託 内 容 │├───────┼───────────────────────────────────
┤│ │議案乙第41号 令和2年度
伊万里市
水道事業特別会計補正予算(第1
││ │ 号)について
││環境建設委員会│ ││ │議案乙第42号 令和2年度
伊万里市
工業用水道事業特別会計補正予算 ││ │ (第1号)について │└───────┴───────────────────────────────────┘1.会議の顛末 (午前10時 開議)
△日程第1
市長提出議案に対する質疑
○議長(
馬場繁) おはようございます。定刻、定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。 日程に従いまして、議案に対する質疑を行います。 まず、
議案乙第36号 令和2年度
伊万里市
一般会計補正予算(第11号)について、別冊です。区分して行います。 [注:P37
議案乙第36
号参照] まず、第1条
歳入歳出予算の補正のうち、歳入全款について、10ページから15ページまでです。どうぞ。6番
山口常人議員。
◆6番(
山口常人) おはようございます。通告により質問をさせていただきます。
補正予算書13ページ、
ふるさと応援基金についてお伺いをしたいと思います。
伊万里市にとっては大変ありがたく、御支援をいただいておりますことに
大変感謝を申し上げたいと思います。 そこで御質問でございますが、当初
見込額を12億円とされておりました。今回の補正によりまして8億円を上乗せされております。合わせて20億円ということでございますが、その根拠をお示しいただきたいと思います。
○議長(
馬場繁)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(
東嶋陽一) 本市におきましては平成20年度から
ふるさと納税に取り組んでおりまして、平成27年度に初めて10億円を超える
寄附金を頂戴したところでございます。そういう中で、平成28年度におきましては、その
寄附金の額は13億9,000万円、令和元年度には17億1,000万円と過去
最高額を更新してきたところでございます。こうした中で、今年度の
寄附額につきましては昨日現在で11億8,000万円の寄附の
申込みがあっている状況でございまして、順調な状況にあるということでございます。 そういう中で、御質問がありました今回の
補正予算の根拠ということで御説明いたします。 まず、4月から11月までの
寄附件数が5万8,000件でございまして、
寄附金額は10億4,000万円となってございます。今年度の
見込額といたしましては、ただいま申し上げました11月までの
寄附金額10億4,000万円、若干の端数は調整して申しておりますけれども、これに、昨年度の12月から3月までの実際寄附をいただいた金額、9億6,000万円ほどございましたので、この両方の
合計額といたしまして、
寄附件数といたしましては11万件、そして、
寄附金額は両方合わせた額で20億円ということで今年度の
見込額として想定いたしまして、本議会において歳入と歳出の議案を出させていただいているところでございます。 以上でございます。
○議長(
馬場繁) 次に進みます。 同じく
歳入歳出予算の補正の歳出のうち、第2款.
総務費、第3款.
民生費について、16ページから25ページまでです。どうぞ。6番
山口常人議員。
◆6番(
山口常人) 関連でございますけれども、この点については
募集事業が当然ついてくるわけでございますけれども、これも
補正額が示されております。当初12億円が事業に充てられております。いろいろお話を聞いておりますが、非常に好評を得ているというふうに聞いております。 そこで、
特産品等の内容についてお伺いしたいと思いますが、また今後取扱いをするとすれば、どのようなものを採用されるかをお伺いします。
○議長(
馬場繁)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(
東嶋陽一) 本市の
ふるさと応援寄附金の
返礼品につきましては、現在676品目を掲載して募集を行っているところでございます。 その内訳ということでございますので、昨年度から本年11月までに申し込まれた
返礼品の
金額割合を見てみますと、その約50%が牛肉でございます。そして、約27%が梨やイチゴ、それからお米などの農産物というふうになっております。 今後の
返礼品についての御質問でございますけれども、具体的に何を
返礼品として取り扱うということを明言することはできませんけれども、まず、
寄附者のニーズやほかの自治体の
動向調査を随時行いまして、
寄附額の増加につながるように積極的な
商品開発を改めて行ってまいりたいと思っております。そういう中で、寄附をいただく方の目に留まり、寄附の動機づけとなるような情報の発信も併せて努力してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
馬場繁) 6番
山口常人議員。
◆6番(
山口常人) ただいまお示しをいただきましたけれども、
伊万里市の今後のことを考えますと、そういった
ふるさと納税については
大変重みのあるものではないかというふうに考えておりますので、今後さらにこういった事業を進めていただければというふうに考えております。よろしくお願いします。
○議長(
馬場繁) 答弁はよろしいですか。ほかにありませんか。19番
樋渡議員。
◆19番(
樋渡雅純)
概要書の5ページ、
衛生費、休日・
夜間急患医療センター管理運営事業について伺います。 まず最初に、今
コロナ禍にあって
大変リスクのある中、
医療従事者におかれましては働いてもらっています。
大変感謝申し上げたいと思います。 今回1,200万円の赤字が計上されたところであります。この休日・
夜間急患医療センターに関して、年間310日ほど開設されているわけですけれども、その意義はまだまだ非常に大きいのかなと思っております。 そこでまず、平成29年度、平成30年度、令和元年度、令和2年度、令和3年度、令和4年度、
委託料が出ていますけれども、分かる範囲で、
利用者の数、
委託料、
運営費、
医療収入をお示しいただきまして、運営に当たっては、その財源としては
委託料と
医療収入しかないわけですけれども、なかなか設定するに当たっては難しい中に検討されていると思います。
委託料、
医療収入──
運営費は固定化されていると思いますけれども、どのような形でそこら辺を決定していっているのか、そこら辺のことを説明していただければと思います。
○議長(
馬場繁)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
桑本成司) 休日・
夜間急患医療センターでございますけれども、まず、
受診者数でございます。平成29年度におきまして、休日が1,507人、夜間が516人、合計の2,023人となっております。平成30年度につきましては、休日が1,231人、夜間が452人、合計が1,683人となっております。令和元年度につきましては、休日が1,190人、夜間が406人、合計が1,596人ということでございます。令和2年度につきましては、3月までということでございますので、推計ということになりますけれども、10月までの状況でいきますと予定よりも60%減というふうな形で推移をしておりまして、前年比60%減ということでいきますと、令和2年度の患者数といたしましては638人の受診者を見込んでいるところでございます。 あと、
医療収入でございますけれども、例年3%程度の減で推移をしていたところでございます。平成29年度でございますけれども、約1,537万3,000円の
医療収入がございました。平成30年度におきましては約1,232万円、令和元年度につきましては約1,193万円、令和2年度につきましては約390万円の見込みということになっておりまして、昨年度と比較いたしますと803万円程度の減少ということになっております。
委託料でございますけれども、2か年の継続で契約をしております。平成31年度の
委託料といたしましては1,569万円、そして、令和2年度におきましては1,583万4,000円というふうな形になっております。 それと、運営について、
委託料や
医療収入というのはどういうふうな形で決めているのかということでございますけれども、指定管理
委託料の算定につきましては、医師会に指定管理期間に要する総支出額及び指定管理期間に得られる
医療収入を含めた収入の見込みを積算していただきまして、総支出額から総収入額を差し引いた残りの分を指定管理料としているところでございます。
医療収入の積算につきましては、決算額の出ている実績の
医療収入を比較いたしまして増減額を求め、その増減額から指定管理を行う期間の
医療収入を算出しているところでございます。これらの経費や収入から積算した指定管理料を
健康福祉部内の指定管理選定委員会、また市の指定管理選定委員会の審査を経て、決定をしているところでございます。 具体的に申し上げますと、まず、算出しようとしている令和3年度の3年前、今回で申し上げますと平成30年度の
医療収入と、その翌年度──令和元年度になりますけれども、この
医療収入を比較し、その増減額を算出いたします。次に、令和元年度の
医療収入にその増減率を乗じて算出しようとする年度の前年度──これは令和2年度になりますけど、この
医療収入を推計して、さらに令和2年度の
医療収入の推計値にその増減額を乗じて令和3年度の
医療収入を算出するという形になります。これは令和4年度についても同じような形で、その2か年度の額を積算しているというところでございます。 以上でございます。
○議長(
馬場繁) すみません、ここでちょっとお諮りします。ただいまの質疑は
衛生費まで含めた中での質疑といたしますので、よろしくお願いします。19番
樋渡議員。
◆19番(
樋渡雅純)
補正予算書の25ページに
衛生費がありますので、そういうことで質問したんですけれども、大丈夫だったですかね。 2回目ですけれども、今回コロナの影響もありまして、だけではないとは思うんですけれども、
利用者が減ることによって収入が少なくなったということで1,200万円ほどの赤字補填ですけれども、これは私はやむを得ないと思っております。赤字補填というのは多分初めてじゃないかなと思うんですけれども、この赤字、黒字という観点からすれば、これまで黒字でずっと来たわけですけれども、なかなか見込みで当初予算を立てて、終わってから実数値というんですかね、それが出てくるので、非常に難しいと思うんです。例えば、医療費あたりが過去にも黒字になったことがあるとは思うんですけれども、そうなった場合、その
医療収入の処理の仕方というんですかね、それはどういうふうになっていくのかということを2回目で聞きたいと思います。 当然見込みで立てているわけですので、実際決算した後に正確な数字が出ると思うんですけれども、例えば、黒字になった場合、どう組み入れて使うべきものなのか、積み立てて後に使うものなのかですね。その点について伺います。
○議長(
馬場繁)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
桑本成司) まず、指定管理制度以前であれば、黒字が出た場合については相殺をしていただいたところでございますけれども、指定管理制度におきましては、多様化する市民ニーズにより効果的、効率的に対応するために、公の施設の管理に民間の能力を活用することによって公共サービスの向上を図るとともに、併せて経費の削減を図ることにございます。 指定管理による公共サービスの向上を促すためには、
指定管理者に対して適切なインセンティブを与えることが重要というふうに言われております。利用料金の収受につきましてはこの重要なインセンティブとなるということから、本市では基本協定に基づき、利用料金について医師会の収入として収受することとしているところでございます。そのため、黒字分についても医師会の収入として収受をされます。 この黒字部分が出た場合につきましてですけれども、これまでも休日・
夜間急患医療センターで使用する医療機器や様々な備品の購入につきましては、本来であれば市が購入すべきところでございますけれども、黒字部分をこの購入に充てていただいているというような状況にございます。 以上でございます。
○議長(
馬場繁) ほかにありませんか。8番中山議員。
◆8番(中山光義) 私は
補正予算書の23ページ、2項の児童福祉費、1目の児童福祉
総務費、
概要書の5ページになると思います。それとあわせて、先ほどの休日・
夜間急患医療センターについて引き続き質問をいたします。 まずもって、子ども・子育て会議運営事業(子どもの貧困実態調査)についてお伺いをいたします。 これについては、先般の議会で力武議員が一般質問されたその流れかなというふうに思っておりますし、また今回も力武議員が一般質問をされるということになっておりますが、この調査対象を小学5年生と中学2年生に絞った理由について、何かその市の根拠があるならば説明をお願いいたします。 それと、先ほどの休日・
夜間急患医療センターの分ですが、これについては
樋渡議員とほぼダブっておりましたので、今言われた分については省略しますが、先ほどの答弁の中で、やっぱり平成29年度からすれば、主に今回はコロナが原因で激減をしているわけでございますけれども、年々ずっと受診者が減ってきているなと、これはコロナだけの影響でもないのかなというふうに思います。 そういう中で、1つに、あそこは平成24年に前の道路側から後ろのほうに新しく移転したと思いますが、その開設当時と令和元年度ぐらいを比較した場合にどのくらい受診者が減っているのか、その数字をちょっとお願いいたします。
○議長(
馬場繁)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
桑本成司) 中山議員の1番目の御質問でございますけれども、小学5年生と中学2年生を選んだ根拠ということでございます。 これにつきましては本年3月末に、内閣府より子どもの貧困に関する実態調査を実施する上で参考となる共通調査項目や調査方法などの提案が示されております。その中で、自治体が把握しやすい小・中学校を対象とし、進学、受験学年を避ける形で対象者を小学5年生と中学2年生の児童と保護者のペアとし、学校での配付、回収を行う方法が示されております。私どもの内部で検討した結果、
伊万里市といたしましても、この内閣府の提案内容を基に、この2学年を対象としてアンケート調査を行いたいというふうに考えているところでございます。 それと、開設当時、平成24年度になりますけれども、これと直近の令和元年度の
受診者数の推移でございますが、開設当時の平成24年度の
受診者数につきましては2,358人、内訳といたしましては休日が1,702人、夜間が656人。令和元年度の
受診者数につきましては1,596人、内訳といたしましては休日が1,190人、夜間が406人というふうな形になっております。開設当時から比べますと762人の減、32.4%の減少というふうになっております。 この減少につきましては、いろいろな要因があるというふうに思っておりますけれども、特にこの1次救急の部分については、内容的にもインフルエンザ等の感染症の患者さんというのが非常に多いというふうな状況でございます。近年、インフルエンザ等の感染症の発症が非常に少ないというふうなことでございます。これは今回の
コロナ禍の中でも指摘をされておりますけど、やはりインフルエンザの流行に合わせて、今までも手洗いや消毒、マスクの着用など、いわゆる感染症予防措置が国民の中に浸透してきたことが、この冬季の患者数の減少につながっているということで、これが大きな原因であるというふうに考えております。 また、平日の夜間は小児科が専門になっておりますけど、平成24年度と令和元年度の出生者数を比較いたしますと、平成24年度の出生者数が544人であるのに対しまして、令和元年度が401人ということで133人も減少していることから、やはり休日・
夜間急患医療センターを主に利用する層である子どもの人口が減少していることが2つ目といいますか、これも大きな要因ではないかというふうに考えております。 その他いろいろと御指摘等いただいている部分もございますけれども、医療機器等、やはり入院施設、また常時そこに通院ができるという状況ではございませんので、そういうところでは、なかなかかかりつけ医とはちょっと違う形でございますので、そういういろいろな要因はあるというふうに思っております。この分については真摯に受け止め、また対応をしていきたいというふうに考えているところでございます。
○議長(
馬場繁) 8番中山議員。
◆8番(中山光義) 休日・
夜間急患医療センターについては、これ以上質問はいたしません。 先ほどの貧困対策ですが、小学5年生、中学2年生を対象としたと、要するに国を参考にしたということですが、これで全体像が本当に見えるのかなというのが私の思いです。 それと、さきの一般質問の中で、策定に当たっては外注のコンサルタントはしないで、職員の手で作成するというふうなことでありますが、それについては今も変わりありませんか。
○議長(
馬場繁)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
桑本成司) いわゆる調査のロット数、全てにおいていろいろ課題というのはあると思いますけれども、やはり全国的に比較できるということもあって、この小学生、中学生の調査については行っていきたいというふうに考えておりますし、自前につきましては、できる限り職員で行う形で進めたいというふうに考えております。
○議長(
馬場繁) 8番中山議員。
◆8番(中山光義) できる限りということは、できない分については頼むということかなというふうに思いますが、私が思いますに、往々にして国の指針に沿って、そのマニュアルに基づいていろんなところで作成をします。そうしたときに、ほとんど同じものが出来上がってくるんですね。これは貧困対策に限らず、私も経験がありますが、大体そのマニュアル本に沿ってつくればほとんど同じものになってきます。 そして、この調査対象も国から示された小学5年生と中学2年生ですから、県内あんまり変わらない貧困対策ができるのかなと。それがいけないとは言いませんけれども、やはり
伊万里市独自のですね、この貧困、本当に困った方がおられますので、そこを網羅するような貧困対策をぜひ期待したいというふうに思っております。それについてはどうでしょうか。
○議長(
馬場繁)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
桑本成司) おっしゃられているのは十分に理解をしておりますし、当然いろいろな関係機関の方とも十分協議をしながら行っていきたいというふうに思っております。 また、一般質問の答弁の中で申し上げましたけれども、国、県、市町ということで、大綱に合わせた形で計画を策定することになっております。市町村については努力義務ということでございますけれども、一番あるのは、やはり国の施策体系に基づいて補助事業とかそういうふうな部分がしっかりと打ち出されてくれば、私どももそれに対応した形でしていくわけでございますけど、貧困対策について独自施策というのはなかなか難しい。ほかの部分と一緒に併せたような形でされているところが非常に多うございます。 そういう意味で、私どもといたしましても、国、県に対して補助事業の拡充等もお願いしながら、市独自というところも出てくるかもしれませんけど、全国の市町村、ほとんどのところで同じような課題を持っております。そういう中で、県内の市町と連携をしながら、また県とも十分協議をしながら、その施策の実現に向けて、また、それを計画に盛り込むような形で進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
馬場繁) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次、第6款.
農林水産業費、第7款.
商工費、第8款.
土木費について、24ページから29ページまでです。どうぞ。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次、第9款.
消防費、第10款.
教育費、第12款.
公債費、第13款.諸
支出金について、28ページから35ページまでです。どうぞ。3番加藤議員。
◆3番(加藤
奈津実)
補正予算書の33ページ、
概要書の7ページ、10款.
教育費、5項.社会
教育費、4目.図書館費の5番、図書館改修事業についてお尋ねいたします。
概要書の7ページのほうに、アスファルト舗装と側溝の敷設と塀の一部取壊しとありますので、さきの議会で梶山議員が指摘されておりました雨の日の
駐車場の水たまり問題ですとか、塀の一部危険箇所ですね、見通しが悪くて危険と感じられる場所の解消にはなるのかなと思っております。 それで、このアスファルト舗装に関してですけれども、これは今、割と
駐車場は草木があって、すごく柔らかい優しい印象を受ける
駐車場になっていると思うんですけれども、これが黒いアスファルトで全面舗装されてしまうのか。アスファルト舗装した上にカラーアスファルトがあったりとか、グリーンとかの塗料を塗る方法とか、舗装の方法にもいろいろあると思うんです。木を埋める方法、タイルを埋める方法、砕いた石で敷き詰める方法といろいろあると思うんですけれども、黒いアスファルトでの全面舗装を考えられているのかということを、まずお尋ねいたします。
○議長(
馬場繁)
教育部長。
◎
教育部長(多久島功) 加藤議員お尋ねのアスファルト舗装の件でございますけれども、舗装改修計画に当たりましては、他の工法等につきましても選択肢に含めて議論したところでございまして、例えば、既存の舗装と同じ工法で復旧したとしましたら約2,000万円ほどかかるということ。それから、コンクリート舗装にしますと1,600万円ほどの経費がかかるというふうなことから、当事業費の830万円の予算の中でいかに安価にできるかということもございますので、いろいろ検討はいたしましたけれども、安価に済む、ここに上げておりますようにアスファルト舗装で一応実施をしたいというふうに考えているところでございます。
○議長(
馬場繁) 3番加藤議員。
◆3番(加藤
奈津実)
伊万里市民図書館は、やはり市の財産であり、何よりも市民の財産だと思いますので、多少費用をかけてでも、長い目で見て、やはり今、歩いてなかなか図書館を訪れられる方というのは御近所の方以外少ないと思います。皆さん、まず
駐車場に入られると思うんです。そこの印象というのはすごく大事だなと思うので、図書館全体のイメージとしても大事だなと思うので、お子様連れですとか高齢者の方もたくさん訪れる場所ですので、目にも優しい印象を与える形で検討ができないかなと思っております。 アスファルト舗装をした後に、切られましたけれども、木が植えられていた箇所などに今後、木を植えられる可能性はあるのでしょうか。アスファルトで舗装されるとなると、もし木を植えたら根っこが育って盛り上げて管理がより大変になったりとか、落ち葉が落ちたりとかで管理の面が大変かと思うんですけれども、真っ黒で全面を覆われた上に木もないような見た目になってしまうのか、木の植栽は検討されているのかということをお伺いいたします。
○議長(
馬場繁)
教育部長。
◎
教育部長(多久島功)
駐車場内の植栽の件でございますけれども、木は伐採をさせていただいておりますが、外周の周辺部につきましては、まだ幾らか植栽の部分も残しております。今回の予算につきましては、予算の中では木を新たに植栽するという計画はございません。 ただ、住民の方々より、自分たちの手でぜひ
駐車場内に植栽をさせてほしいというふうな要望も上がっておりますので、この件につきましては着工する前にその方たちと意見交換もさせていただきながら、どういった形での植栽がいいのかということを含めて検討させていただきながら着工させていただきたいというふうに思っております。
○議長(
馬場繁) ほかにありませんか。14番梶山議員。
◆14番(梶山太) 同じく図書館改修事業についてお尋ねをします。 まず、図書館が設置されておるエリアは都市計画区域内であり、皆さんに耳なじみがないかも分かりませんが、
駐車場法というものがありまして、この
駐車場法の届出が必要ではないかと考えます。届出についてはどうなっておりますでしょうか。
○議長(
馬場繁)
教育部長。
◎
教育部長(多久島功) 議員お尋ねの
駐車場の届出についてということでございますけれども、確かに都市計画区域内であれば、
駐車場の届出というものが条件によっては必要になってまいります。 この
駐車場法と申しますのは、多くの
利用者が安心して
駐車場を利用できるように、一定規模以上の
駐車場を対象とした届出の義務や構造、設備等の基準が定められているものでございまして、この法に基づく届出が必要となる
駐車場といいますのは、まず、都市計画区域内にあること、それから、道路敷地外に設置される
駐車場──路外
駐車場と申しますが、一般の人が自由に利用できること、それから、自動車を駐車できる部分の面積が合計500平米以上あるもの、それと、
駐車場利用者からの利用料を徴収するものという、この以上4つの条件全てに当てはまる
駐車場が、届出が必要だということになってまいります。 この市民図書館の
駐車場につきましては駐車料等は徴収いたしませんので、この全てに合致するということにはなりませんので、届出等の義務はないと、発生しないということでございます。
○議長(
馬場繁) 14番梶山議員。
◆14番(梶山太) 届出義務がないということで理解をします。 今回、
概要書を見てみると、
駐車場改修における平面プランがちょっと示されておりませんので、今後こういう計画がある場合は、
駐車場の平面プラン等を
概要書でいただければ非常に分かりやすいのかなと思います。 今回、
駐車場の計画においては、身障者専用
駐車場というものを念頭に置き計画をしなければならないと明記をされております。ましてや、パーキングパーミットの発祥の地である佐賀県、特に
伊万里市においては必須条件だと考えております。ここのところも
概要書に示されていないので全然見えない。今回整備する
駐車場の57台を含め、全
駐車場が101台あると認識をしておりますが、その身障者専用駐車スペースはどれくらいの計画になっておるのか、お尋ねをします。
○議長(
馬場繁)
教育部長。
◎
教育部長(多久島功) お答えいたします。 身障者用の
駐車場につきましては、佐賀県福祉のまちづくり条例等におきまして、駐車台数が50台につき身障者用
駐車場を1台設置することが望ましいとされております。市民図書館の改修後の第1・第2
駐車場、議員おっしゃいますように全合計で101台となります。ですから、身障者用の
駐車場が3台分必要になるということになりますので、今現在、既存の身障者用の
駐車場が1台ございますので、新たに2台を設置することで計画いたしております。 以上でございます。
○議長(
馬場繁) ほかにありませんか。21番盛議員。
◆21番(盛泰子) 私も図書館費について通告をしておりますので、お尋ねしたいと思います。 まず1点目は、予算書33ページの図書館資料収集事業に関してであります。 これについては、本来は9月補正で予定されていたものでありますが、今回になったと。その辺の経過は9月の一般質問でやったところですけれども、今回ついている予算が300万円ということですね。図書館からの要求額はいかほどであったのか、その点がまず1点目。 そして2点目は、今、梶山議員がおっしゃったことと全く同じことを考えていました。予算の概要には、やはり図面をつけるというのが私は
伊万里市ではスタンダードではないかと。むしろ県内でもそれはきっちりやっていただいているというふうに思っていましたが、残念ながら今回ついていないですね。これは議案を審査する上ではとても重要なものですので、私はまず定例教育委員会にも添えるべきだったというふうに思いますし、全議員への共有を約束していただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○議長(
馬場繁)
教育部長。
◎
教育部長(多久島功) 盛議員1点目の、今回の資料収集の予算の件ですけれども、今回の補正につきまして、担当から上がってまいりました予算は一応500万円で要求いたしております。結果として300万円を査定いただいたということでございます。 あと、
概要書の資料の件ですけれども、今回、
駐車場ということで、平面図的で比較的簡易でもあるというようなことで、今回省略といいますか、図面までは載せていなかったのは事実でございますけれども、前々から
概要書については分かりやすいような形での資料提供をということで議員おっしゃっていますので、これにつきましては
概要書を財政課のほうで──所管にもなりますので、どういったところまでであれば図面をつけるとか、その必要性も含めて、今後、財政のほうとも協議をさせていただければというふうに思っております。
○議長(
馬場繁) 21番盛議員。
◆21番(盛泰子) あとは文教厚生委員会でやっていただきたいと思いますが、ただ、今回のことについては既にこの議案が提案されていて、梶山議員からも御指摘があっているということからすると、今後のことについてとは切り離して、やはり全員に配っていただくべきではないかというふうに申し上げておきます。 それから、図書購入費については事情が分かりましたけれども、やはりこれは市民図書館という本体の予算だけではなくて、各地区の保育園とか、あるいは学校、病院、老人施設などに行っているということも念頭に入れての議論を文教厚生委員会ではしていただきたいというふうに思っています。 以上。
○議長(
馬場繁) 答弁はいいですか。ほかにありませんか。8番中山議員。
◆8番(中山光義)
補正予算書の32、33ページでございます。6項.保健体育費、2目の体育施設費の中の散弾銃射撃場環境調査事業についてお尋ねいたします。 この財源については、
ふるさと納税からの繰入れというようなことになっておりますけれども、今後もこの問題の財源については、こういうふうに
ふるさと納税のお金の繰入れで対応されていくのか、まずお尋ねをいたします。
○議長(
馬場繁)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(
東嶋陽一) 今回の補正につきましては、今この議案に書いておりますとおり、
ふるさと応援寄附金を原資とする基金からの繰入れで対応させていただきますけれども、今後の状況についてということでございますので、現在、国の補助金であるとか特別交付税であるとか、こうしたものの財源について調査中でございますので、そこが対応可能になれば、そういう財源を活用して対応していきたいというふうに考えております。
○議長(
馬場繁) 8番中山議員。
◆8番(中山光義) 今の話で少し安心したところもあるわけですが、これがずっと今から
ふるさと納税に頼るということになれば、今現在11億8,000万円のお金が来ているということですが、基本的にこれを
ふるさと納税に頼るのもいかがなものかなと。 というのは、なぜ申し上げているかといえば、この問題については相当な年数がたっているわけですね。ですから、やっぱり財源を、今言われたように国、また、そういう確かな財源が確保できるならば進み方も早いのかなというふうに思うわけですが、ぜひ確かな財源も確保しながら地元の要望に応えていくということが私は必要かなと。特に、この前テレビで副市長が、これは驚いたと、早急にしないといけないというようなことでお話をされたのがありました。そういう中で、ぜひ副市長にですが、今後の方針についてもう一回確認をさせてください。
○議長(
馬場繁) 副市長。
◎副市長(泉秀樹) 突然の質問でございますので、明確な答弁は御用意しておりませんですけれども、私の考えでよければちょっと簡単に説明をさせていただきます。
○議長(
馬場繁) 8番中山議員。
◆8番(中山光義) 突然の質問と言われると心外でございますが、これについては副市長に当てるということで私は通告をしていましたので。
○議長(
馬場繁) 副市長。
◎副市長(泉秀樹) 散弾銃射撃場の鉛汚染問題につきましては、地域住民の皆様の不安を解消するためにも早期に解決すべき問題であると考えております。鉛汚染土壌の撤去には多額の経費を要する見込みでありまして、本市の厳しい財政状況を勘案しますと、一気に事業を進めるのは難しい状況にあるというふうに思っております。 そこで、10月6日に開催した第8回
伊万里市散弾銃射撃場環境対策検討委員会では、これまで検討していた大型
駐車場整備と先行して汚染土壌の撤去を行うこととし、特に鉛の含有量や溶出量の大きいエリアから汚染土壌の撤去に着手し、経過観察を行いながら、順次撤去エリアを拡大していくと、こういう方針につきまして確認を得たところでございます。 これを受けまして、今回、汚染土壌の撤去に向けた事前調査として、深度別の土壌汚染度調査を行うための経費を
補正予算に計上させていただいており、その財源は全て
ふるさと応援基金繰入金を充当しております。今後は、市全体の限られた事業予算の中で財源を捻出しながら事業の進捗を図っていくことになりますので、今回の
ふるさと応援基金からの繰入金のほか、一般財源等も活用させていただきながら、早期解決に向け努力をしてまいりたいというふうに考えております。
○議長(
馬場繁) 8番中山議員。
◆8番(中山光義) 副市長が答弁書を準備されていてよかったなと思います。 これについては、市民の皆さんもそういうふうに、長期間になっていますので、大変注目されています。あとの問題については岩﨑議員が一般質問されますので、岩﨑議員のほうに任せていきたいというふうに思います。 以上です。
○議長(
馬場繁) 答弁はいいですか。 ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次、第2条
繰越明許費について、4ページです。どうぞ。10番前田敏彦議員。
◆10番(前田敏彦)
繰越明許費の
コミュニティセンターの改修事業の件なんですけれども、
概要書は9ページです。 この
コミュニティセンターの改修事業、いわゆる空調設備、講堂にエアコンを設置されるということで、今、講堂にエアコンがない9か所の
コミュニティセンターに設置する事業ということでした。 これは7月議会のときのコロナ対策の事業として上がってきたものなんですけれども、7月から約8か月あるわけですよね、今年度内に完了するのかなというふうに私自身思っていたわけなんですけれども、今回、繰越しということで、ここに繰越理由として、「設計から完了までに期間を要することから、年度内の完了が困難となったため」というふうに書いてありますけれども、もう少し詳しくその困難になった理由をお示しいただきたいと思います。
○議長(
馬場繁)
市民生活部長。
◎
市民生活部長(中野大成) 繰越しになった理由をもうちょっと詳しくということでございますけれども、この空調設備の設置事業につきましては、先ほど御紹介ありましたように、7月14日の臨時議会におきまして関連する予算を議決いただいたところでございまして、すぐに設計業務委託等の入札の手続に取りかかり、8月6日に入札、11月末日までに設計業務を終えたところでございます。現在、工事に係る設計書を作成しておりまして、来年1月下旬に入札を行い、2月下旬から工事を開始する予定となっております。 コロナウイルス感染症対策としまして早急な対応が必要であるということは、議員もおっしゃいましたように十分認識をしておりますけれども、年度途中の7月から着手をし、限られた期間であることに加えまして、対象箇所が9センターと数も多いことから、設計から工事に至るまで相当な期間が必要であるということで、年度内の完了が困難となりまして、繰越しを提案させていただいているところでございます。 以上でございます。
○議長(
馬場繁) 10番前田敏彦議員。
◆10番(前田敏彦)
コミュニティセンター9か所が多いのか少ないのか、ちょっと私は分からないんですけれども、私自身は9か所だったら年度内につくんじゃないかなと思って言ったわけなんです。 それと、この工事完了時期ということで、令和3年、来年度の7月31日をこの
概要書には書いてあるわけなんですけれども、コロナ対策のこの空調設備の設置というのは、
コミュニティセンターが避難所で利用され、
コミュニティセンターの和室とか会議室にはエアコンがついていますけれども、3密を避けるということで、この講堂にもエアコンを設置したほうがいいということで進めておられると思っております。それで、7月30日といいますと梅雨も過ぎて、近年はこの梅雨どきの豪雨での災害というのが頻発しております。そういう中で、この7月31日という限度じゃなくて、もう少し前倒しをして設置はできないのかというふうに思うわけなんですけれども、いかがでしょうか。
○議長(
馬場繁)
市民生活部長。
◎
市民生活部長(中野大成) もっと早く完了すべきではないかということでございますけれども、私どももこの工事につきましては、冷房が必要となる期間までには完了させたいというふうに考えておりますけれども、先ほどちょっと御説明差し上げましたが、空調設備の発注から製造、また、その設置工事につきましてはそれ相応の期間が必要であるということから、最短で工事を発注いたしましても、9センター全てに設置を完了するのは来年7月末になるのではないかというふうに見込んでおります。 しかしながら、議員がおっしゃっておりますように、新型コロナウイルス感染症対策として早急な対応が必要であるということは、先ほどもお答えいたしましたが、十分に認識をしておりますので、空調設備を設置した施設から順次供用開始ができるように、一日でも早い工事完了を目指しまして、皆様に御利用いただけるようにというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。
○議長(
馬場繁) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次、第3条
債務負担行為の補正について、5ページと44ページです。どうぞ。9番力武議員。
◆9番(力武勝範) 今回、
債務負担行為補正ということで、5ページで留守家庭児童クラブ運営業務
委託料から駅ビル指定管理料ということで限度額の補正が上程されているわけですけれども、まずは、ちょっと流れについて確認のためのお尋ねをいたします。 まず、この
債務負担行為補正と
指定管理者の指定が今議会で決定、可決されれば、
指定管理者との本契約という流れになるかと思います。その後に、来年3月に年度当初予算が1年分の予算として上程されるのかなと。留守家庭児童クラブについても、同じように今回限度額が可決されれば入札での委託業者が決まって、3月の年度当初には1年間の運営業務
委託料が計上されるということになるんじゃないかなと思うんです。 それでは、3月の年度当初予算のときに、指定管理料、もしくは
委託料というのを仮に減額とか、万が一、否決した場合には、やはり契約違反、契約の条項の内容にもよりますでしょうけれども、多分、私が逆に委託を受ける業者であれば、そういうところも契約の中に盛り込んでほしいというのがありますもんね。そうなれば、やはり減額とか否決とかなった場合には違約金の問題というのが発生するのではないかなと考えておりますけれども、その考えで間違いはないのか、もし何か違う点があれば修正をして説明していただきたいと思います。
○議長(
馬場繁)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(
東嶋陽一) 御質問いただきました留守家庭児童クラブの運営事業に関する委託、それから、6施設の
指定管理者に関する
債務負担行為についてですけれども、議員、今、御説明いただきましたとおり、まず、留守家庭児童クラブにつきましては、今回議決をいただきますと、指名委員会を経て契約行為を行うことになりまして、3月中旬までにはその契約を完了する予定ということで進めてまいります。 それから、6施設の
指定管理者につきましては、現在仮協定を締結している状態でございまして、議決後に本協定の締結、そして、3月議会の議決後に年度協定の締結という運びで進めていくことになります。 そういう中で、今おっしゃいました契約の条項についてのお話もございましたけれども、確かにこの点については契約の条項の内容によるものというふうになると思います。
債務負担行為に関する契約事務の流れにつきましては、おおむね今、議員御説明のとおりでございます。 以上でございます。
○議長(
馬場繁) 9番力武議員。
◆9番(力武勝範) そういうことであれば、私が考えたのは、年度当初予算で1年間の予算が計上されるわけですけれども、なかなか議論をする余地がないのではないか。であれば、今回、
債務負担行為の上程のときに、数値に対してもやっぱりしっかりとした議論を議会でしていかなければいけないと考えております。 ということで、この
債務負担行為の限度額については、それぞれの部署で数値計画を立てられて、その費目についての明細書があると思います。ぜひこれをそれぞれ所管の常任委員会のほうに提出をしていただいて、委員会のほうでしっかりと議論ができる資料をお願いしたいと思っております。 特に私がいつも言っています留守家庭児童クラブ、決算書は情報公開条例で示されない。今年の年度当初予算についても、やはり委託業者からの入札の内容をあまり公表するといけないということで、大まかな明細しか出されていませんでした。 この
債務負担行為というのは、これから入札されるので、その影響があるということも感じます。ただ、なるべく、できるだけ費目、明細が詳細に分かるような、せめて年度当初予算書に書かれている費目、人件費が幾ら、需用費が幾ら、印刷消耗費が幾ら、研修費が幾らというふうに、以前はそういうふうな表示がありました。そのくらいの明細ぐらいは出せるのかなと思いますので、ぜひ審議しやすい資料を提出していただきたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。
○議長(
馬場繁)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(
東嶋陽一) 確かに、この
債務負担行為の審査に当たりましては、年度間の事業費の額とか、そうしたものが審査の対象に当然なるべきものだと思いますので、資料を議会のほうに示すようにというような御指示でございます。議員おっしゃるように入札前のものもございまして、なかなか全てを出せるのかという問題もありますが、可能な範囲内で議会への資料として提出するように関係部署には指示をしてまいりたいと思います。 以上でございます。
○議長(
馬場繁) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次、第4条
地方債の補正について、6ページと45ページです。どうぞ。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。よって、
議案乙第36号に対する質疑を終結いたします。 ここでしばらく休憩いたします。 (午前10時58分 休憩) (午前11時10分 再開)
△日程第2
市長提出追加議案の上程
△日程第3
市長提出追加議案の
提案理由説明
○議長(
馬場繁) 会議を再開いたします。 引き続き、議案に対する質疑を行います。
議案乙第37号 令和2年度
伊万里市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について、47ページから61ページまでです。どうぞ。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。よって、
議案乙第37号に対する質疑を終結いたします。 次、
議案乙第38号 令和2年度
伊万里市
介護保険特別会計補正予算(第3号)について、63ページから81ページまでです。どうぞ。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。よって、
議案乙第38号に対する質疑を終結いたします。 次、
議案乙第39号 令和2年度
伊万里市
市営駐車場特別会計補正予算(第2号)について、83ページから84ページまでです。どうぞ。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。よって、
議案乙第39号に対する質疑を終結いたします。 次、
議案乙第40号 令和2年度
伊万里市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について、85ページから93ページまでです。どうぞ。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。よって、
議案乙第40号に対する質疑を終結いたします。 次、
議案乙第41号 令和2年度
伊万里市
水道事業特別会計補正予算(第1号)について、別冊です。どうぞ。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。よって、
議案乙第41号に対する質疑を終結いたします。 次、
議案乙第42号 令和2年度
伊万里市
工業用水道事業特別会計補正予算(第1号)について、別冊です。どうぞ。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。よって、
議案乙第42号に対する質疑を終結いたします。 以上で全議案に対する質疑を終結いたします。 ここで御報告いたします。 本日新たに
市長提出追加議案1件が提出されております。この取扱いについて議会運営委員会を開催していただき、協議されました結果、本日の日程に追加上程することに決定されております。 そこでお諮りいたします。
市長提出追加議案1件の取扱いについては、議会運営委員会の決定どおり本日の日程に追加上程したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、
市長提出追加議案1件を本日の日程に追加上程いたします。 それでは、ただいま追加上程いたしました
議案甲第82号の1件を議題といたします。 議案の朗読を省略して、直ちに提案理由の説明を求めます。市長。
◎市長(深浦弘信) (登壇) 本日提出いたしました追加議案について、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。
議案甲第82号「
工事請負契約の締結について」は、令和2年度及び令和3年度の2か年の継続事業で
大坪保育園・
コミュニティセンター複合施設を建築することについて、
工事請負契約を締結するものであります。 その内容といたしましては、鉄骨造平家建て、延床面積1,517.05平方メートルで、指名競争入札により、金崎・川原建設共同企業体 代表者 金崎建設株式会社 代表取締役 宇曽信孝を請負人として、請負金額を3億6,795万円とするものであります。 以上、本日提出いたしました追加議案について、その提案理由及び概要を御説明申し上げましたが、何とぞよろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
○議長(
馬場繁) 市長の
提案理由説明が終わりましたので、ここでしばらく休憩いたします。 (午前11時16分 休憩) (午前11時27分 再開)
△日程第4
市長提出追加議案に対する質疑
△日程第5 議案の
常任委員会付託
○議長(
馬場繁) 会議を再開いたします。 先ほど追加上程いたしました
市長提出追加議案に対する質疑を行います。
議案甲第82号
工事請負契約の締結について(
大坪保育園・
コミュニティセンター複合施設建築工事)。どうぞ。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。よって、
議案甲第82号に対する質疑を終結いたします。 以上で追加上程いたしました議案に対する質疑を終結いたします。 それでは、議案の委員会付託を行います。 本
定例会に提案されました議案については、お手元に配付しております付託表のとおり各常任委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、別紙付託表のとおり各常任委員会に付託することに決定いたしました。 以上で本日の日程を全て終了いたしましたので、これをもちまして散会いたします。 (午前11時28分 散会)...